黒猫のアメリカ株投資

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【BTI株】ブリティッシュアメリカンタバコを検証【ADR】

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黒猫です。今回はタバコ株の優良銘柄、
ブリティッシュ・アメリカン・タバコを検証してみました。
ここは、イギリスのADR銘柄です。

BTIブリティッシュ・アメリカン・タバコとは

ブリティッシュ・アメリカン・タバコとはイギリスのタバコ製造販売会社。

時価総額:約11兆円
連続増配:19年
配当利回り︰6.31%(2018/10/18)
配当支払日:2月5月8月11月

紙巻タバコの「ケント」「ラッキーストライク」などが主力製品ですね。
最近は、加熱式タバコのグローなど新製品も登場しています。

世界でのタバコ売上高では第3位

尚、世界1位中国煙草総公司(中国)
世界2位PMフィリップモリス(米国)
4位JT日本たばこ産業(日本)
5位インペリアル・ブランズ(英国)

中国煙草総公司は中国市場でタバコを独占販売している為、売上高が世界1位となっています。
実質、世界のマーケットシェア1位はPMフィリップモリスとなります。


株価推移

ブリティッシュアメリカンタバコの株価
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通年で株価を眺めると、株価は高止まりしているように見えますが、
過去5年間の推移で見ると、それ程高くはありません。
株価は過去5年間の最安値を更新しており、値頃感がありますね。

過去5年間の株価推移
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過去5年間では、約50ドル付近が底値となっていますね。
最新株価は42ドルと更に安くなっています。
米国金利の上昇やEU離脱問題(ブレグジット)の影響か、近年は株価の下落が止まりません。
PER2.39
EPS22.16
PERは2.39と非常に低く株価は割安です。

売上高・純利益・配当

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売上高は安定しています。2017年度の売上高上昇は、米国2位のタバコ会社、レイノルズ・アメリカンを買収した為です。
買収金額は5.6兆円



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レイノルズ・アメリカンを買収したことで、2017年度は、純利益が大幅に上昇しています。

※Earnings収益、利益   
※Revenue収入、売上高

日本のたばこ税の税収推移

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      財務省HPより参照
グラフを見て頂けると判りますが、紙巻タバコの販売量は年々減少していますが、税収の変動は殆どありません。喫煙者が減った分、たばこ税の値上げで補っている事が分かります。毎年2兆円超の税収が国に納められていますね。

さらに、今年の10月にたばこ税が値上げされる予定です。伴ってタバコの販売価格がさらに20〜40円値上げされるとのこと。喫煙家には頭の痛い問題ですね。
幸い黒猫はタバコを吸いませんから、悩まずにすみます。

喫煙者推移
日本を含めて特に先進国では喫煙者数は減少しています。ただし、マレーシアや中国、発展途上国は喫煙者がまだまだ多いです。発展途上国では喫煙者が増加する可能性もあります。
日本たばこ産業によると日本の喫煙者はピークの3分の1以下。
日本たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%でした。 これは、昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、約50年間で56ポイント減少したことになります

日本では加熱式タバコが人気

日本では、加熱式タバコの先駆者のフィリップモリスのアイコスがヒットし、人気に火がつきました。
ヒットした要因は、加熱式タバコは普通の紙巻タバコと比べて圧倒的に健康に良いとタバコ会社が発表している為です。

さらに、加熱式タバコはその名の通り、タバコ葉を加熱させるのみで燃焼しません、その為、煙が発生しません。代わりに、水蒸気を吸いニコチン成分を身体に取り入れます。
煙が発生しないことで、受動喫煙が起こり難い点で日本人喫煙者の心をつかみました。

ブリティッシュ・アメリカン・ジャパンも加熱式タバコのグローを販売。JT日本たばこ産業も負けじと今年に入り、加熱式タバコのプルームテックを全国販売。

現在はアイコスが市場売上高で圧倒的なトップとなっています。
後発のグローやプルームテックが王者アイコス相手に何処まで売上を伸ばして行くのか楽しみです。
まさに三国志のような三つ巴の争いですね。
タバコ会社が多額の投資を行い開発した加熱式タバコは当然、日本以外の国でも販売を伸ばして行くことでしょう。

たばこ業界の将来性

先進国を中心に喫煙者人口は減少傾向ですが、発展途上国の喫煙者人口も多く、まだまだ安定的な収益を見込めます。そんな中、世界では電子タバコ市場が急拡大しています。
若者を中心に流行中とのこと。
米国では「JUUL」という電子タバコが大ブレイク
news.yahoo.co.jp
日本ではニコチン入りの電子タバコは法律に触れて販売出来ませんが、
海外ではニコチン入りの電子タバコが店頭で購入出来ます、そのことで急速に普及しています。(ニコチン成分を含まない電子タバコもあります。)

電子タバコという、突如現れたライバルに一時、大手のタバコ会社も慌てました。
資金に物を言わせて、新興の電子タバコ企業を買収するなどして対応するも、次から次に電子タバコを販売する企業も現れており、由々しき問題です。
しかし、大手タバコ会社自らも、電子タバコを販売するなどして、新たな収益源の柱として将来性が期待出来ます。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコは電子たばこ「Vype」を2013年よりイギリスで販売。電子タバコ市場でも勝者となる為新製品を開発中。

どこの国も従来のタバコや加熱式タバコには税金を課していますが、この新たな電子タバコに課税している国は現在、イタリアだけとのこと。今後は電子タバコにも課税する、しない、の議論がされて行くでしょう。

現時点ではブリティッシュ・アメリカン・タバコの利益率は非常に高く、配当も安定しており、長期投資の対象として優秀な銘柄です。


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