黒猫のアメリカ株投資

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【AMD株検証】復活したアドバンスド・マイクロ・デバイセズは典型的なグロース株

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黒猫です。
今回はグロース株の典型的な例として、
【AMD】アドバンスド・マイクロ・デバイセズの紹介と株価の検証をしてみました。
AMDは、コンピューター業界では有名な企業ですが、あまりコンピューターに興味がない人は知らない人も多いかと思います。

そもそも、グロース株って何?
※グロース株とは『企業の売り上げや利益の成長率が高く、その優れた成長性ゆえに株価の上昇が期待できる株式のことです。「成長株」とも呼ばれる。通常、これらの企業は、現在の収益性や安定性より、将来の成長性が株式市場で評価される

【AMD】アドバンスド・マイクロ・デバイセズとは

【AMD】Advanced Micro Devices 
本社所在地:米国カルフォルニア州サンノゼ
時価総額:303.97億ドル(3.4兆円)
配当はなし
PER:107.89  EPS:0.29

AMDは1969年設立のアメリカの半導体製造会社。パソコンの心臓部に当たる、マイクロプロセッサ(CPU、GPU)を製造販売する。

(※CPUとは、人間の身体で例えたら脳に相当する部分、計算や演算、命令指示する為のチップ)
(※GPUとは、人間の身体で例えたら右脳に相当する部分。イメージしたものを具現化したり、絵を描いたり、画像処理に特化したチップ)

AMDは、2006年カナダのGPU製造販売会社のATI Technologiesを買収することでGPU部門も手に入れました。

パソコンのマイクロプロセッサ製造の最大手はインテル(Intel)です。
インテルは時価総額2176.39億ドル(24.6兆円)の半導体製造の最大手の大企業であり、コンピューター業界の中心です。
GPUの最大手企業は米国のNvidiaです。

マイクロプロセッサの性能や売上では、常にインテルがNo.1でした。
その為、AMDはいつもインテルの後塵を拝して来ました。
常にインテル以下の性能であった為、PCユーザーの評価や評判もインテルと比較すると、よくありませんでした。

インテルに勝ってる部分と言えば値段がインテルより安いくらいです。
しかし、例外的に当時から熱烈なAMDファンも居る事はいましたね。

経営状況も悪く倒産するじゃないかと、心配する声もありました。

コンピューター用のマイクロプロセッサの他にもゲーム機用のマイクロプロセッサも需要があり、ゲーム機業界では、AMDのチップはよく使用されています。
プレイステーション4やXBOXoneにもAMDのチップが使用されていますね。

近年はスマートフォンがブレイクした影響でパソコンの売上が減少傾向なのも懸念材料ですね。

株価推移 売上高 純利益

株価推移
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株価はITバブルの頃に41ドルを付けて以降下落の一途を辿り、2015年5月には1.7ドルと紙くず水準まで値下がりしました。
その後は持ち直し2018年は31ドルまで急上昇しています。


過去5年間チャート
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5年間推移で詳しく眺めると2016年頃から株価が上昇し始め、2018年8月頃に一気に急上昇していますね。



売上高
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売上高は2015年頃までの減少傾向から一転、2016年より売上高が上がって来ました。


純利益
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純利益は2012年から2016年まで赤字続きでしたが、2017年ようやく黒字化を達成しました。



2017年、 新製品のRyzenが登場。

Ryzen(ライゼン)とは2016年12月発表され、2017年より販売されたAMDの新マイクロプロセッサ。
Ryzenは性能と値段のバランスが非常に良く、久々にAMDのヒット商品となりました。
インテルのCPUと比較しても充分に対抗出来るだけの性能を備えています。

このことで、倒産の危機も囁かれていたAMDは見事に復活。

現在はRyzenの第2世代が登場し、シリーズ化しています。

AMD復活の要因は技術畑出身の女社長

氏名:Lisa Su(リサ・スー)
国籍:台湾
出身校:マサチューセッツ工科大学 
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見た目が、同じアジア人だから日本人と似ていて、なんだか親近感が湧きますね。

リサ・スー氏は元IBM半導体研究開発センターの社員。
アルミニウムの代わりに銅を使った半導体を発明するなどの才能ある研究者でした。
他にもゲーム機(PS3)用のCPUの開発実績があります。

2012年AMDに入社。
早速、ゲーム機用CPUの開発実績が買われ新ゲーム機の半導体供給の契約を取り付ける。

2014年AMDの社長に就任。
AMDを退職した技術者を次々と引き戻すカムバックプランを実施。
天才ジム・ケラーなどが一時的に復帰しRyzenなどを開発。

リサ・スー氏の手腕によってAMDが見事に復活しましたね。

新商品や優秀な指導者によって企業が復活したエピソードは他にも色々とあります。
皆さんご存知のAppleも一時は倒産の危機に陥りましたが、スティーブ・ジョブズ氏の手腕によって、今や世界一の時価総額の企業となりました。当時を知ってる者として、AppleがMicrosoftの時価総額を抜くなんて信じられないくらいです。

日本の企業では、自動車製造販売のマツダも一時はフォードの傘下に落ちるなど低迷していましたが、デミオがヒットして見事に復活しました。

投資判断

グロース株は株価が上昇した時のパフォーマンスは素晴らしいものがありますね。一時1.7ドルだった株価が現在は31ドルです。
実に19倍近く株価が上昇したことになります。

過去の株価が余りにも安かったから、現在の株価は高く感じてしまいます。
買うとしたら、株価が下がったタイミングで買いたいですね。

今後も、株価が上昇していくかは、黒猫には判断がつきません。

Ryzenで復活したばかりのAMDですから、記念に少し買ってみて、5年後の株価を楽しみに持って置くなんて楽しみ方も面白いかも知れませんね。
AppleやAmazonのような株価上昇に当ったらラッキーです。

仮想通貨のマイニング需要やビジネス用途、PCゲーム用途がありますからパソコンの需要が消えることはありません。

但し、パソコンの市場自体はスマートフォンの登場以降頭打ちとなっており、インターネットを閲覧したりSNSやネットショッピングするくらいなら態々パソコンを立ち上げたりすることも少なくなって来ました。
因みにスマートフォン用のマイクロプロセッサはまた別の企業が覇権を握っています。




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