黒猫です。
皆さん、こんにちは。三連休いかがお過ごしでしょうか。秋分の日らしく、ようやく暑さも和らいで来ましたね。
今回は、米国の不動産投資信託(REIT)を取り扱う企業の株を検証してみました。
【STOR】 ストア・キャピタルとは
【STOR】ストア・キャピタルとは、2011年創業の不動産投資信託(REIT)を取り扱う米国の新興企業。
時価総額:59億ドル(6600億円)
配当利回り:4.60%
配当月:四半期毎
チェーンレストラン、スーパーマーケット、フィットネスクラブ、教育・小売・サービス・物流施設などのシングルテナント不動産に投資する事業を米国で展開。
特徴は、中小規模のテナントとのリース契約を締結することに特化。
このことで大規模なテナントREITとの価格競争に巻き込まれる恐れが少ないとのこと。
2017年、ウォーレン・バフェット率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが3億7700万ドル(約420億円)をストア・キャピタル株に出資したことで、注目を集めた。約10%の発行済み株式を取得。
r.nikkei.com
不動産投資信託(REIT)とは
REIT(リート)とは、投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品で、一般的に「不動産投資信託」とよばれています。投資者は、REITを通じて間接的に様々な不動産のオーナーになり、不動産のプロによる運用の成果を享受することができます。
「三井住友トラスト・アセットマネジメントより引用」
株価推移 売上高 純利益
株価チャート
過去最低株価は20.1ドル。
配当も高く現状株価が大幅に下がる心配も無さそうです。
アナリストの予想でも、買い推奨が多いです。
過去2年間チャート
2017年、バークシャー・ハサウェイが出資し、注目を集め株価が急騰。
バークシャー・ハサウェイの、1株当たり平均取得単価は21.21ドル。
最新株価が約28ドルだから既に、含み益を大きく得ていますね。
売上高
純利益
売上高も純利益も年々上昇しています。
不動産セクターETFの運用成績
不動産投資信託(REIT)を取り扱うETFも上々の運用成績です。
BlackRock社の不動産セクターETFの運用成績を見てみましょう。
【IYR】iShares米国不動産ETF
最新株価:81.87ドル
経費率: 0.43%
分配金利回り :3.89%(2018/08/31)
保有株数:122
年間のトータルリターン
1年間トータルリターン:6.32%
3年間トータルリターン:10.03%
5年間トータルリターン:10.22%
10年間トータルリターン:7.18%
投資判断
米国の中小規模の不動産へ一括投資出来る【STOR】ストア・キャピタル株は大変魅力的です。
何より、バークシャー・ハサウェイが投資するに相応しい会社だと判断しています。
配当利回りもよく、2011年創業の若々しい企業ですから、今後の成長性も期待出来る銘柄ではないでしょうか。
こちらの記事でも【STOR】ストア・キャピタルについて言及されていますね。
バフェット氏は元々、不動産投資信託(REIT)には否定的だったようです、それでも考えが変わり、不動産投資信託を取り扱う【STOR】ストア・キャピタルに投資したのは、株価が割安で、将来性のある会社だと見込んだものと思われますね。
finance.yahoo.com
【STOR】ストア・キャピタル株のみに、投資するより、もっと広く大きく米国不動産株へ投資したいなら、【IYR】iShares米国不動産ETFが最適です。
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