黒猫です。
当ブログでも以前紹介した、オーストラリアの【WBK】ウエストパック銀行について考察してみました。
【WBK】ウエストパック銀行
時価総額:7兆4千億円
配当利回り:7% (2018/10/4)
配当支払日:7月・1月
配当落ち日:5月・11月
PER11.06
EPS1.75
ウエストパック銀行についてはこちらの記事も合わせて参考にして下さい。
www.kuroneko.work
チャートから考察すると絶好の買い時
最新株価:19.33ドル
過去の株価水準から考えると最安値で底値です。過去5年間の株価推移では19〜20ドル付近が底値抵抗線。
配当利回りは7%と高くバーゲン価格となっています。
今後値上がったら含み益も得られて更にお得です。
もし、リーマンショック級の暴落が起こったら?
Q&A
Q:確かに安いことはわかった、でも株価が大暴落したらどうするの?
A:暴落した時の値動きは、
リーマンショック時の値動きから考察してみました。
Q:なるほど、しかしリーマンショック時のデータだけでは信頼性が・・。
A:え?データが少ないって。1989年まで株価推移を遡っても、リーマンショック級の下落は無かったから大丈夫、大丈夫。
Q:むしろ、2013年からずっと下降トレンドだけど?
A:だから割安なんです、大丈夫、
底値抵抗線で跳ね返してくれることでしょう。
確かにリーマンショック後は株価が9.7ドルと大幅に値下がりしています。
これは、何もウエストパック銀行のみでは無く他の株式市場に上場している全銘柄も同じく下落しています。
注目はその回復の早さです。
リーマンショック前の2008年9月の株価は20.8ドル。
2009年1月に最安値の9.7ドル。
僅か5ヶ月で50%値下がりしています。
但し2009年8月には、早くも20ドルの株価に戻しています。
回復するスピードも早く、8ヶ月足らずで元の株価水準まで戻っています。
つまり、もし今後、株価の大暴落があったとしても狼狽えることなく、株価が元に戻るまで待てば良いのです。
元々割安で放置されていた株ですから、株価が元に戻らないなんてことは考えづらいです。
株価暴落時に更に買増し出来ると尚、良いですね。
米国や日本の銀行株の値動きはどうか
アメリカを代表する銀行の、
- 【WFC】ウェルズ・ファーゴ
- 【BAC】バンク・オブ・アメリカ
- 【JPM】JPモルガンチェース
- 【GS】ゴールドマン・サックス
株価を眺めましても、リーマンショック後は、急速に株価が回復しています。現在はリーマンショック前より大幅に株価が、上昇していますね。
「赤丸がリーマンショック後の底値」
(全ての世界中の銀行が同じような値動きをした訳ではありません、悪しからず。米国の投資銀行のリーマンブラザーズは破綻しています。)
同じような株価の値動きが、日本のメガバンクでも推移しているか調べてみました。
三菱東京UFJ銀行や、みずほ銀行、三井住友銀行の株価推移を確認しましたが、日本の銀行はリーマンショック前の水準に現在も戻ってはいません。
もしリーマンショック前から保持したホルダーは大変な損失となります。
何故このような事になってしまったのでしょうか。
生き残る為に減配や新株発行、すなわち増資を行っています。
これは一株あたりの価値が希薄化され低下します。
おそらく、発行済株数が増えることで株の価値が下がり元の株価に戻る事は無かったのでしょう。
結果だけで考えれば、日本の銀行株は一度、大暴落したら株価が戻るのは不可能か長い時間を要します。
(ウエストパック銀行の考察は、あくまでも黒猫個人の推察に過ぎません。鵜呑みにしないで下さいね。)
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