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Appleの生き残り戦術【孫子の兵法】

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黒猫です。

今回は「孫子の兵法書」とApple社についての内容です。
株式投資以外にもビジネスや普段の生活にも応用出来るので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

孫子の兵法 兵は詭道なり。

兵は詭道(きどう)なり。故に、能なるも之に不能を示し、用いて之に用いざるを示す。近くとも之に遠きを示し、遠くとも之に近きを示し、利して之を誘い、乱して之を取る。
意味:戦術の要諦は、敵をあざむくことである。たとえば、できるのにできないふりをし、必要なものを不要とみせかける。遠ざかるとみせかけて近づき、近づくとみせかけて遠ざかる。有利とみせて誘い出し、混乱させて撃破する。
敵の弱みにつけこみ、敵の意表をつく。これが戦術の要諦である。
(「中国の思想孫子・呉子」より)



ビジネスで応用するなら、戦争の兵法書である、孫子の教えをそのまま適用するのは、無理があります。
戦争は、殺し合いですから、いかに被害を最小限に押さえ勝利することが目的です。孫子も「戦い」が目的になってはいけない、戦わずに勝つのが最も最善の策であると説いています。

Appleの生き残り戦術

ビジネスの成功例として、Appleの事例を見てみましょう。
Appleはスティーブジョブズ氏のリーダーシップによって復活を遂げました。なぜ倒産寸前のAppleを立て直すことが可能となったのか。
ジョブズ氏の行った手腕を見てみましょう。
先ず、ジョブズ氏はAppleComputerの製品ラインナップを絞りました。
多すぎる製品群は顧客を混乱させるし、製造コストも少ない製品群より増えます。人的資源を少ない製品群に振り向け集中投資します。
シンプルにプロ向けには、PowerMacシリーズとPowerBookを投入。
一般ユース向けには、iMac、iBookシリーズを投入。

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出典 iPhone Mania
さらにジョブズ氏は、既存のComputerのデザインを一新し、世間の注目を集めることにも成功。iMac登場以前のComputerはベージュ色の地味で目立たない箱のようなもの。いかにも仕事の為の道具という見た目です。iMac以前のComputerのデザインはどれも似たり寄ったりで個性に欠けました。
主にComputerはオフィスで使うもので、家庭内で使う人はまだまだ少数派でした。そんな時代背景もあります。

そんな時代に突如、登場したiMacは、今までのComputerとは全く異なり瞬く間に人々の心を掴みました。
カラフルなiMacは、家庭内で大人から子供まで愛される存在となりました。

既に市場を圧倒的に支配していた、Windows搭載のComputerに対して少数のMacがまともに正面から戦っても負けるのは必然です。
故にジョブズ氏は、正面から戦わずに、自分達が有利な市場を作り出し、そこで戦い、徐々にAppleが人々から認知され愛される存在となる。
「Appleのパソコンは他社とは違う!」
「かわいい!」「シンプルで使い易い。」
差別化やブランド化に成功します。

Windowsを販売するマイクロソフトはComputerそのものは販売せず、OSのみを販売するソフトウェア会社です、それに対してAppleはハードウェアとソフトウェアを両方とも開発する会社。
ハードとソフトの両立は人的資源が分散することになりマイクロソフトと比べて不利になる一方で、Appleはジョブズ氏の思想の元でハードとソフトウェアを融合させ、無駄を省きシンプルで美しいComputerを作ることに成功。
不利を有利に変えます。

Windows搭載パソコンは各メーカーが様々な、デザインのパソコンを販売している為、統一感はありません。

Computerでの成功体験はその後の新しい製品群にも応用されていますね。

iPod、iPhone、Apple Watch

どれも市場をリードし、それまでの製品群を一新しました。

Appleブランドは確立し、現在のApple社の成功へと繋がっています。

倒産寸前だったAppleの行った戦略は、孫子の兵法に照らし合わせても理に叶っています。
巨大企業のマイクロソフトのWindowsに正面から立ち向かっても勝てません。無駄な戦いを避け、自分達の有利な市場で勝負することで価格競争を避け、高い利益率を確保出来ました。

兵は詭道なり(敵あざむく)≒戦いは騙し合いだ。弱者が強者に正面から戦っても勝てない。故に自分達が有利な市場で戦う。敵が居ない市場なら尚いい。


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