黒猫です。
昨日のクラフトハインツの時間外暴落を受けて、KHC株を損切りすべきかホールドすべきか迷いました。
結局、米国市場開幕と同時に全て損切りしました。
売却した決め手は、減配。
毎年、粛々と配当を振り込んでくれる、そんな銘柄が好き。
だから高配当株の1つとして、クラフトハインツを選択しました。
高配当と言う前提条件が崩れ去り、ホールドする意味が無くなってしまいました。
今のクラフトハインツの株価なら配当利回り5%で、投資妙味もありそうだけど、痛い目に合ったから暫くはクラフトハインツには投資したくありません。
不正会計の噂もありますし、まだまだ悪材料があるんじゃないかと思えます。
というか、もっと銘柄分析してから投資すべきでした。
2018年に米国株投資を初めて、なんとなく値頃感がありそうで、あのバフェットも投資しているし、良い会社に違いないと思い投資しました。
リーマンショック後に買った日本株も特に銘柄分析もせずに買っていました。
それでも結果は良かったです。
リーマンショック後の相場なんて、どの株を買っていても、多くの株は上昇したことでしょう。
素人でも勝ちやすい相場でした。
今回のクラフトハインツへの投資は完全に勉強不足が招いた結果でした。
改めてKHCの決算報告書を見直すと確かに営業利益率や営業キャッシュフローマージンが低く、決算内容はあまり良くなかったです。
連続増配もストップしていました。
前兆は確かにあったんですね。
2018年度の四半期決算は、所々悪いところもあったけど、なんとか大丈夫、2019年は立て直すと信じていました。
逆に不安要素があるから株価が安く高配当であった訳です。
そして何より、投資の神バフェット氏も投資しているから大丈夫なんだと考えていました。
今後は決算報告書を読んで、営業利益率や営業キャッシュフローマージンの低い会社への投資は控えようと思います。
また、Goodwill(のれん)が多すぎたり増加している銘柄への投資も注意事項の一つですね。
あと、配当目的だから配当性向も大事か。
今現在、黒猫が保有中の銘柄はBTI、MO、VZ、ABBV、NGG、AT&T、VOD。
その内のBTI、MO、VZ、ABBV、NGGは営業キャッシュフローマージンも低くなくホッと一安心。
寧ろ営業キャッシュフローマージンは高い銘柄ばかり。
AT&TはGoodwill(のれん)が多くて、心配です。
のれんが多い理由はAT&Tが買収したタイムワーナー。タイムワーナーは不良債権と成らずに頑張ってほしいものです。
VODの決算内容は悪いです。
売却候補ですが、
これからの5G時代には絶対に必要な社会インフラの通信企業だから、今後は収益が改善すると信じ、もう暫くホールドします。
でもクラフトハインツみたいになったら当然、売却します。
クラフトハインツ急落を受けて、生活必需品セクターの食料品株全体が懐疑的な目で疑われています。
昨日は、
好調な米国市場とは裏腹に食料品セクターの株価は、全体的に悪かったです。
正にクラフトハインツ ショック!
加工食品よりも、新鮮で健康的な食品への消費者の嗜好の変化や、
プライベートブランドの台頭など、加工食品業界のリスクが改めて浮き彫りとなりました。
うーん、もうこうなるとディフェンシブでも何でも無い。
下落した食料品セクター株の面々
ティッカー | 企業名 | 株価 | 前日比 |
KHC | クラフトハインツ | 34.95 | -27.46% |
GIS | ゼネラルミルズ | 46.58 | -0.37% |
CPB | キャンベルスープ | 32.83 | -7.36% |
K | ケロッグ | 56.73 | -2.74% |
MDLZ | モンデリーズ | 47.72 | -1.43% |
CAG | コナグラ・ブランズ | 23.38 | -2.87% |
SJM | JMスマッカー | 101.42 | -5.80% |
最も大きな影響を受けたのが、CPBキャンベルスープ。
しかし、
食料品セクター株の中でも、影響無く上昇している株も見受けられます。
クラフトハインツ発のマイナス要因は一時的なものと考えて良さそうです。
この状況は安く買いたい投資家にとっては有り難い展開かも知れない。
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