黒猫です。
KHCとXLPの売却資金で新たに個別株を購入しました!
投資した銘柄は、保有中の銘柄からAT&T株とABBV株にそれぞれ投資し、
新たに新規銘柄でGIS株とAYR株を購入。
購入銘柄一覧
ティッカー | 購入銘柄 | 購入株数 |
T | AT&T | 40 |
ABBV | AbbVie Inc | 17 |
GIS | General Mills | 48 |
AYR | Aircastle Limited | 140 |
これでポートフォリオに、新規銘柄2組を加えて全部で9銘柄になりました。
現状はタバコ株のBTIが保有数で最大となっています。
今回、黒猫が新規でGISとAYRへ購入した理由を簡単に述べたいと思います。
【GIS】ゼネラルミルズ株へ投資した理由
先ず、【GIS】ゼネラルミルズ株へ投資した理由は、高配当と連続増配はもちろん、積極的な自社株買いをされていた点を高評価しました。財務諸表を確認したところ、安定した売上高に純利益、営業CFも悪くなく生活必需品セクターらしい株です。
同じ米国食品会社の【K】ケロッグ社もゼネラルミルズと同じく、連続増配と高配当で積極的な自社株買いされていました。
どちらを買うべきか迷い、
財務諸表を比較検討してみました。
ゼネラルミルズとケロッグ社の営業CFマージン比較
2018 | 2017 | 2016 | 2015 | 2014 | |
GIS | 18% | 14.8% | 15.9% | 14.4% | 14.2% |
K | 11.3% | 12.7% | 12.5% | 12.5% | 12.3% |
営業CFマージンの比較では、ゼネラルミルズのほうが優れていますね。
更にPERやPBRもゼネラルミルズがより低く、割安度が高かった為に今回はゼネラルミルズ株を購入。
懸念点は他の加工食品会社と同じく、消費者の嗜好の変化による加工食品離れと大手小売のプライベートブランドの台頭でしょうか。
バフェット氏も小売大手のコストコやアマゾンのプライベートブランドがクラフトハインツにとっては脅威であると仰っています。
バフェット氏は、クラフトハインツ株を売るつもりは無く、依然ブランド力は素晴らしいものであると言及されています。
黒猫もクラフトハインツの復活を見守りたいと思います。
ティッカー | GIS |
企業名 | General Mills |
時価総額 | 約3兆円 |
配当利回り | 4.24% |
連続増配 | 15年 |
PER | 11.71 |
EPS | 3.41 |
PBR | 4.20 |
【AYR】エアキャッスルリミテッドへ投資した理由
投資した理由を述べる前に、
エアキャッスルリミテッドを簡単にご紹介します。
エアキャッスルリミテッドとは
エアキャッスルリミテッドとは、商業用ジェット機を世界中の航空会社に、リースおよび販売する米国の会社。
世界44ヶ国81の航空会社へ商業用航空機をリース契約中。
2019年2月現在、取扱航空機数は261機。
セクター的には資本財セクターに属する。
業務内容を簡単に説明するとボーイングやエアバスから航空機を購入し、航空会社へリースする。古くなった航空機は中古として売却する商売。
業務内容は金融業だと思います。
日本の総合商社である丸紅も同社へ出資中。
2016年には、みずほ銀行傘下の興銀リースと共同で、ボーイング社の航空機10機を約400億で購入する計画を発表するなど、日本の会社と馴染み深い。
ティッカー | AYR |
企業名 | Aircastle Limited |
時価総額 | 約1700億円 |
配当利回り | 5.79% |
連続増配 | 8年 |
PER | 6.54 |
EPS | 3.17 |
PBR | 0.78 |
投資した理由はもちろん高配当だったからです。
更に連続増配は8年。
財務諸表も素晴らしく高収益です。
営業CFマージンも高くて配当性向もまだまだ余裕があり、これなら投資しても大丈夫だと思ったからです。
懸念材料は資本財の金融業らしく不景気に弱い。航空機需要が落ち込み航空機の借り手が減ると保有中の航空機が一気に不良資産化してしまいます。
但し、Aircastle Limitedはあのリーマンショックも乗り越えた実績もあります。
また、世界の航空機需要は新興国の成長や世界人口の拡大によってLCC(格安航空)を中心に伸びています。
ボーイング社の予測(2018年7月発表)によれば世界の航空機数は、今後20年間で現在の2倍の計4万2730機なると推計。
20年間で総額15兆ドル(約1680兆円)の需要が生まれる見通し。航空輸送量が年4.7%のペースで伸びるとのこと。
不景気と言う懸念材料もある中で明るい材料も多い成長市場です。
もう一つ心配な点は業務内容的に、参入障壁が低く、今後は更にライバル企業が増えると予想されます。
とは言っても誰でも出来る商売ではなく、語学が堪能なエリート営業マンのスキルがなくては出来ない業務です。
これら不安材料があるから株価も安い不人気銘柄となっていると黒猫は思う。
だからこそ分散投資で資産を守りながら投資することがとても大事ですね。