黒猫です。
2018年、【GE】ゼネラル・エレクトリックに変わりNYダウ工業株30種に採用された【WBA】ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス株が急落しています。
まるで昨年のタバコ株のような株価下落です。
第2四半期決算でアナリストの予想を下回った為に株価が急落したようです。
2019年度第2四半期
ウォルグリーンの2019年度第2四半期の売上高は355億ドルで、前年同期比4.6%増となったが、ウォールストリートの予想をわずかに下回った。同社の調整後営業利益は10.4%減の19億ドルとなった。Walgreensは、アナリスト予想の1.72ドルに及ばず、調整後EPS(1.64ドル、前年同期比5.4%減)を発表した。
売上高は前年同期比と比べると増加したものの、営業利益や純利益は予想を下回った為に株価は下落した。
Morgan Stanleyは、目標価格を67ドルから61ドルに引き下げました。一方、UBSは目標価格を60ドルから49ドルに引き下げた。
Jefferiesはそれを73ドルから55ドルに引き下げた。
このまま下がり続ければNYダウ工業株30種から除外され、更に株価が下落するリスクも考えられます。幸い今年はダウの銘柄入れ替えは無くて助かりました。
(NYダウ工業株30種は2年に1度、銘柄の入れ替えをする為に今年除外になることはない。)
黒猫的にはNYダウ30種に採用された、優良企業株だから買いたくなります。
株価が値下がり割安感が増していますね。
但し、連続増配43年の連続増配株ですが、現在の配当利回りは3.2%台と高配当株としては、少し魅力に欠けますね。
株価が44ドルまで下がれば配当利回りが4%台だから購入検討したい。
まあ、流石にそこまで下がるとは思えませんが😞💦
【WBA】Walgreens Boots Allianceとは
ティッカー | WBA |
---|---|
社名 | Walgreens Boots Alliance |
時価総額 | 5.7兆円 |
配当利回り | 3.18% |
連続増配 | 43年 |
配当性向 | 29.4% |
PER | 10.21 |
PBR | 2.04 |
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスとは、米国やヨーロッパでは最大手のドラッグストアや薬局店を運営する。
また、医薬品の卸売事業や美容化粧品ブランド事業など数多の事業を運営する米国の小売企業。
11カ国に18,500以上の店舗および世界最大の医薬品卸売・流通ネットワークを有して、41万5000人を超える従業員を雇用する。
社名の由来は、それぞれのBoots社、Walgreens社、Alliance社の社名を合わせてWalgreens Boots Allianceとなったもの。
Walgreens Boots Allianceの業績
売上高も年々伸びていますし、業績では、特に悪いところは見当たらないです。
営業CFマージンがそれ程高くないのは、実店舗を運営する小売業なら仕方の無いことですね。
かつてウォーレン・バフェット氏は小売業の【WMT】ウォルマート株を保有していましたが、2017年その殆どを売却しました。
バフェット氏が小売業に見切りをつけたのか、その点は気になりますね。
ただし、ウォルマートの株価はバフェット氏が売却後も上昇トレンドです、あまり気にする必要はないか。
まとめ
同じドラッグストア大手の【CVS】CVS Healthも株価が下落トレンドです。
CVSヘルスもウォルグリーン・ブーツ・アライアンスも実店舗を運営して医薬品を販売する事業が中心です。
Amazonは2018年、オンライン薬局事業を営むPillPackを買収。ウォルグリーンやCVSヘルスにとっては、強力なライバルとなり得ます。
実店舗の小売業界にとってはAmazonは目の上のタンコブですね。
日本でもインターネットの発展と伴に、数多くのリアル店舗が廃業に追い込まれました。
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは連続増配43年の老舗の大企業で、配当性向も低くて、配当投資家には魅力的な会社です。
ドラッグストアや薬局では最大手の企業であり、簡単に衰退するとは思えません。
実店舗の他にもAmazonと同じくネットの医薬品販売網も所有する為に今後も生き残る可能性は非常に高い。
株価が下落したタイミングで買いたい銘柄ですね。
投資するなら同じドラッグストア業界に属する【CVS】CVSヘルスとよく比べてから投資したい。
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