黒猫です。
4月25日、黒猫も保有中のバイオ医薬品企業の【BMY】ブリストル・マイヤーズスクイブ社の決算が発表されました。
決算の内容はとても良かったです。
ブリストル・マイヤーズスクイブ社の決算内容を確認してみましょう。
【BMY】ブリストル・マイヤーズスクイブ社の第1四半期決算
第1四半期決算比較
2019年 | 2018年 | |
---|---|---|
売上高 | 5920 | 5193 |
研究開発費 | 1351 | 1250 |
粗利益 | 4076 | 3609 |
純利益 | 1710 | 1486 |
EPS | 1.04 | 0.91 |
売上高は前年同期比14%増の59億ドル。EPSも14%増と非常に好調な決算内容です。
主力治療薬の売上高2018〜2019(第1四半期)
Opdivo(オプジーボ)
癌の治療薬
局所療法(手術や放射線治療)や抗がん剤での治療とは異なった仕組みのがん治療アプローチであり、画期的とされる。
Eliquis(エリキュース)
非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制薬
Orencia(オレンシア)
関節リウマチの治療薬
Sprycel(スプリセル)
抗悪性腫瘍剤
白血病の治療薬として使用される。
Yervoy(ヤーボイ)
抗悪性腫瘍剤
癌の治療薬
Empliciti(エムプリシティ)
再発又は難治性の多発性骨髄腫の治療薬
全ての治療薬の売上が2018年(第1四半期)と比較して伸びています。順調ですね。
まとめ
決算内容は非常に良かったです。
しかしながら株価が冴えない原因はCelgene(セルジーン)社の買収交渉によるもの。
Celgene(セルジーン)の買収が決定
4月に、同社はCelgene Corporation買収を承認することを発表。同社は第3四半期に買収を完了する予定です。
買収費用はおよそ8兆円。
巨額な買収費用8兆円が懸念され株価が冴えません。
ブリストルマイヤーズ・スクイブCEOのGiovanni Caforio氏は次のように述べた。「Bristol-Myers SquibbとCelgeneの買収交渉は株主投票の結果、承認されました。将来を見据えて、私たちはCelgeneとの統合計画に注力し、潜在的なファーストインクラスおよびベストインクラスの医薬品を保有する有力なバイオ医薬品会社を設立し、患者の満たされていないニーズに応え、長期的な成長を実現します。」とのこと。
株価は冴えませんが、決算も好調な優良企業であることは変わりません。
Opdivo(オプジーボ)に代わる様々な治療薬の売上も伸びていますから、今後も高成長が期待出来ますね。
こちらは以前書いたBMY株の記事になります。
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