いつもブログを読んでくれてありがとうございます。
今朝、米国株ブログ巡りをしていたら、アルトリアグループのアイコスがFDAの承認を獲得したとの記事を読み驚きました!突然の発表でしたね。
この先何年もの間、アイコスが米国では認可されないと、心配していました。
明らかに紙巻きたばこと比べると害は少ないはずなのに、何で承認されないのか分かりませんでした。(アルトリアは2016年12月にアイコスを販売する為に米国FDAに申請)
黒猫の保有タバコ株はBTI、JT、MOと3種類です。
その中で最も株数が少なくて、将来性を悲観していた株がMOアルトリアグループ株です。
その理由がアルトリアグループが米国内限定のタバコ事業を運営する会社であり、FDAが加熱式タバコに対して否定的で全く承認する気配が無かったからです。
第1四半期決算でも、紙巻きタバコの売上が大幅に減少し、このままFDAの承認が下りなければ減配もありえるんじゃないかと心配していました。
一向にアイコスの承認が下りなくて、危機感を覚えたアルトリアグループは、電子タバコで圧倒的なシェアを誇るJUULに投資したり、カナダのマリファナ会社に投資するなど、直ぐには成果の見込めない事業に投資するなど追い詰められつつあった。
アルトリアグループ第1四半期決算
第1四半期決算2019〜2018年比較
ALTRIA GROUP | 2019 | 2018 |
売上高 | 5628 | 6108 |
粗利益 | 2811 | 2936 |
営業利益 | 2238 | 2361 |
クロノス関連の投資費用 | 425 | - |
純利益 | 1121 | 1895 |
EPS | 0.6 | 1.0 |
製品別売上 | 2019 | 2018 | 増減 |
紙巻きたばこ | 4935 | 5414 | -8.85% |
電子たばこ | 540 | 525 | +2.85% |
ワイン | 151 | 142 | +6.3% |
その他 | 2 | 27 | -74% |
合計 | 5628 | 6108 | -8.8% |
紙巻きたばこの売上が前年同期比-8.85%と減少が止まりません。
決算内容は悪く株価は下落していた。
以下はFDA承認を報じる記事内容です。
finance.yahoo.com
Altria Group、Inc.(Altria)(MO)は本日、米国食品医薬品局(FDA)が米国市場でIQOS加熱タバコの販売を承認したと発表しました。
「米国食品医薬品局(FDA)の承認を得て、米国USAは、ジョージア州アトランタの成人喫煙者向けにIQOSを可能な限り迅速に販売し、加熱式たばこの利点を最大限に引き出すつもりです。」 Altriaの会長兼CEOHoward Willard氏は述べた。「IQOSは国際的に素晴らしい成功を収めました。我々はこのプラットフォームを米国の成人喫煙者にも提供することを非常に楽しみにしています。」
米国には約4000万人の成人喫煙者がおり、IQOSはタバコに代わる革新的な代替品として提供出来る。PMIによると、現在世界中で700万人以上の人々が完全にIQOSに移行しています。
まとめ
紙巻きたばこの販売量減少が止まらず年々売上が低下していたアルトリアグループ。
加熱式たばこの承認で、紙巻きたばこの売上低下は、加熱式たばこ(iQOS)の販売増加で補完出来るはずです。
日本国内のたばこ売上推移を観察しても、紙巻きたばこの売上は大幅に減少中ですが、逆に加熱式たばこの売上は大幅に伸びています。
米国でも日本同様の販売推移を辿ると予想します。
アイコスの承認は、間違いなくプラス材料だから一時的にせよアルトリアの株価は上昇するでしょうね。
FDAの承認は、同じ加熱式たばこを保有するBTIのグローやJTのプルームテックにも追い風になりえますね。
なんにせよ、黒猫のMO株の保有量は極わずか。
同じタバコ会社のBTIやJTの株価が連れて上がってくれると嬉しい😄
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