黒猫のアメリカ株投資

長期投資でコツコツ貯蓄ブログ

【GILD】Gilead Sciences株の考察【米国バイオ医薬品会社】

f:id:osamu-i17811:20190515172517j:plain
黒猫です。
今回は、ヘルスケアセクターである、バイオ医薬品会社の【GILD】Gilead Sciences(ギリアド・サイエンシズ)の銘柄分析を実施します。
同じセクターに属する、【BMY】ブリストル・マイヤーズスクイブ社と、どちらを買うべきか悩んだ銘柄です。
www.kuroneko.work

【GILD】Gilead Sciences(ギリアド・サイエンシズ)とは

ギリアド・サイエンシズ(Gilead Sciences)とは、1987年に米国カリフォルニア州フォスターシティに設立されたバイオ医薬品会社。現在世界30ヶ国以上で事業を展開する。
特に、HIV/AIDS、肝疾患(肝炎)領域に強く、血液がん・固形がん、循環器系、炎症性・呼吸器系疾患などの治療薬も有する。

ティッカー GILD
会社名 Gilead Sciences(ギリアド・サイエンシズ)
時価総額 9.1兆円
配当利回り 3.79%
連続増配 4年
予想PER 9.64
PBR 3.77

配当支払いを初めて開始したのは2015年、配当性向も低く今後も増配が期待出来ます。



株価推移と業績

株価推移

f:id:osamu-i17811:20190515130200j:plain
GILD 株価推移
株価は2015年7月頃をピークに下がり続けています。それに伴って業績も徐々に悪化していますね。但し、配当利回りも4%に近づき割安感が増しています。

そろそろ買い頃かと思います。

年度別業績

f:id:osamu-i17811:20190515135141j:plain
f:id:osamu-i17811:20190515135154j:plain
売上は2015をピークに下がり続けています。

営業CFマージン

f:id:osamu-i17811:20190515140813j:plain
見ての通り、とても高い営業CFマージンです。

第1四半期決算比較(2019〜2018)
2019年,3月 2018年,3月 増減
売上高 5281 5088 +3.8%
営業利益 2350 2033 +1.56%
研究開発費 1057 937 +1.3%
純利益 1975 1538 +28.4%
EPS 1.76 1.48 +19%

2018年3月期より確実に良くなっています!

製品別売上高
HIV治療薬 2019年3,月 2018,3月
Atripla 171 314
Biktarvy 793 35
Complera / Eviplera 115 190
Descovy 342 361
Genvoya 1015 1082
Odefsey 397 342
Stribild 96 174
Truvada 606 652
Symtuza 66 7
その他のHIV治療薬 17 13
HIV治療薬の売上合計 3,618 3,170

昨年2月にFDAの承認を得た、新規の抗HIV薬「Biktarvy」の売上が急成長しています。
GILD株はHIV分野の治療薬では、圧倒的な強さを持つ会社ですね。

治療薬(肝疾患、血液、腫瘍) 2019年,3月 2018,3月
AmBisome 93 107
Ledipasvir/Sofosbuvir 225 348
Letairis 197 204
Ranexa 155 195
Sofosbuvir/Velpatasvir 491 536
Vemlidy 101 58
Viread 72 97
Vosevi 63 107
Yescarta 96 40
Zydelig 27 33
その他治療薬 62 106
売上合計 1812 2100

f:id:osamu-i17811:20190515122735j:plain
売上高の70%が抗HIV治療薬によるもの。新規HIV治療薬の「Biktarvy」の売上が前年同期比より大幅に伸びたことは心強いです。
その一方、肝疾患治療薬の売上は下がっています。
かつては肝疾患治療薬の領域では、Ledipasvir/Sofosbuvir(ハーボニー)が爆発的に売れて、稼ぎがしら筆頭でしたが、現在その面影はない。
急激に売上を下げています。
厳しい世界ですね。

まとめ

2019年第1四半期決算は2018年より、とても良かったです。
第2、第3四半期決算も良ければ業績は復調したと考えて良さそうです。

PERなどの各種指標も割安だから、業績面で判断する限り、そろそろ買いたい株価水準ですね。
米国経済は依然好調ですが、世界経済が徐々に悪化しつつあります。
米中貿易戦争などの外部的な要因を考慮すると全力買いは少し控えて、分散投資で積み増して購入したい株ですね。

黒猫は既にGILD株と同じセクターのABBV株やBMY株を購入済みだから、GILD株を買うつもりはありません。
現時点の業績だけで判断すると、ABBV株より良いと思います。



⬇応援クリックお願いですニャ


にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
米国株