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【バリュー投資家必読】投資で一番大切な20の教え【書評】

黒猫です。

本日は、ハワード・マークス著作「投資で一番大切な20の教え」を軽くご紹介致します。
書籍のレビューは初めてです😅

バークシャーハサウェイの株主総会でバフェットが絶賛し株主にプレゼントしたとされる本です。

全ての内容を掲載するとネタバレとなりますので、特に印象に残った箇所や考え方を軽くご紹介致します。

  1. ハワード・マークス氏のリスクについての考え方
  2. バリュー投資
ハワード・マークス氏のリスクについての考え方

リスクとは何でしょうか?

単純に日本語訳にすると、「危険」です。

投資でよく聴く言葉に、ハイリスクハイリターンやローリスクローリターンがありますね。投資界隈ではよく使用される言葉です。

ハイリスクだからハイリターン?本当にそうでしょうか。

リスクが高いんだから当然ハイリターンであるべきだ。
一見筋が通った考え方です。リスクが高いのにローリスクなら、誰もそんな物に投資はしません。

しかし、ハワード・マークス氏はこの考えに疑問を呈します。

リスク≒ボラティリティ

ハイリスクとは、即ちボラティリティが高い。

ローリスクより、ハイリスクはよりボラティリティが高くなります。
ハイリスクであればある程、損失が大きくもなりますし、逆に利益が大きくもなる場合がローリスクより高いということです。

だからハイリスクだからと言ってハイリターンとは一概に言えません。

リスクの高い資産に投資することで高いリターンが見込めるなら、その資産は高リスクとは言えませんね。

具体的にはこちらの動画を見て頂ければマークス氏のリスクについての考え方がよく分かります。


バリュー投資

最も古くからある投資の基本原則は「安く買って、高く売れ」。と非常にシンプルです。
ただし、どういった場合に安いのか、高いのか具体的な明確な基準が必要です。
マークス氏が考える、最も明確な基準は本質的価値と言える。
「本質的価値の下回る時に買い、上回る時に売れ」

その本質的価値を推計するプロセスが投資の出発点。

企業の本質的価値を測るツールは、ファンダメンタル分析(事業内容や業績などの基礎的要因)

そこから、株価が剥離した場合に売買する方法と、将来の株価動向の身通しのみに基づいて投資する判断を下す二つのアプローチがある。

後者は「テクニカル分析」と呼ばれる過去の株価動向の研究に基づいて将来の株価を予測する方法。

マークス氏はテクニカル分析については、衰退していると言う。その理由はランダムウォーク仮設理論が優勢となったから。結局は明日株価が上がるなんて誰にもわからない。
上がる確率は50%、下がる確率も50%

競馬にたとえると、10戦10勝のスターホースが明日のレースに出走するとする。
とてつもなく強いから単勝オッズ1.3倍、多くの人々が勝利を予測する。
しかし、
どんなに強くて勝つ確率が高くとも、レース中のアクシデント(落馬や故障)は予測出来ないから、勝つ確率50%、負ける確率も50%となる。

テクニカル分析以外で過去の株価動向を判断する投資アプローチに「モメンタム投資」

更に「モメンタム投資」やその他の投資方法を議論の対象から外すと、二つのアプローチが残ります。

それは「バリュー投資」と「グロース投資」
ともにファンダメンタル分析を重視した手法です。

書籍内では、詳しくバリュー投資とグロース投資の違いを述べられています。
ただしはっきりと違いを明記することは出来ないという、バリュー投資だって企業の将来性を勘案するし、グロース投資だからといって成長性以外にも割安感も判断材料とする。

マークス氏は、ドラマチックさよりも安全性を重視してバリュー投資を選択する。

バリュー投資は本質的価値を正確に推計することにかかっています。
バリュー投資のアプローチを採用して本質的価値を推計したなら、次に重要なことは、そこからぶれないこと。

投資の世界では何かが正しかったとしても、直ぐに証明されるわけではないからです。
とにかく我慢強く保持することが利益の確定に繋がるとのこと。

あまり書きすぎるとネタバレになっちゃいますから割愛しますが、とても共感できる内容です。

最近なら【MMM】3M株がバリュー投資の考えで投資する例えとして面白い。
ファンダメンタル分析をして本質的価値を読取り、割安だと判断して3M株を一株170ドルで投資するとします。

しかし、現在進行形で株価は下がり続け現在は160ドル。

価格が下がり続けると、自分の判断が誤ったのではないかと疑い始め、不安になる。
価格が下がるのであれば150ドル、140ドルで買ったほうが良いと感じます。

しかし、どの時点で買うかという判断は簡単ではない。

最終的に次のような考えに至ると
「下げが止まらない。ゼロになる前に手放したほうがよいのではないか」
こうした心理が底値を切り下げ売りを加速させる。

総括すると、バリュー投資家が最も高い利益をあげるのは、割安な資産を買い、まめにナンピン買いをしているうちに、価格が分析どおりに上昇した場合である、とのこと。

まとめ

バリュー投資に興味のある方はぜひ手に取って読んで下さい。

とても細かく、20の教えについて説いています。

11章の「逆張りをする」や13章「我慢強くチャンスを待つ」は黒猫も、とても参考になりました。




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