黒猫のアメリカ株投資

長期投資でコツコツ貯蓄ブログ

投資パフォーマンスは投資時期によって劇的に変わる。

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黒猫です。

今回は、ETFや代表的な個別株の
トータルリターンの比較検証を調べ、投資時期によってパフォーマンスが大幅に変化することをご紹介します。

調べてから思いましたが、Apple株とMasterCard株は比較から外すべきでした。個別株の中でも最も成功した株の1つだからパフォーマンスが飛び抜けて素晴らしく他のETFや個別株が大幅に劣後してしまいました。

比較方法は投資してから、一定期間そのまま保有し続けた最終リターンの比較。(途中ナンピンなどをすると、またパフォーマンスは変わるかと思います。)

そもそも同じ株でも投資時期によってパフォーマンス変わって当たり前だろ、というツッコミはなしで😅

今回トータルリターンを比較する銘柄はこちらです。

①【VTI】Vanguard Total Stock Market ETF

全米株式のほぼ全ての銘柄に投資するバンガード社が誇るETF

②【SPY】SPDR S&P 500 Index

S&P500の指数に連動するETF

③【SPYG】SPDR Portfolio S&P 500 Growth

S&P 500のグロース株インデックス

④【SPYV】SPDR S&P 500 Value ETF

S&P 500のバリュー株インデックス

⑤【QQQ】PowerShares Nasdaq-100 Index

米国ナスダック100指数に連動するETF

⑥【MO】Altria Group Inc

元祖たばこ株、シーゲル銘柄。

⑦【AAPL】Apple株

みんな大好きiPhoneでお馴染みのApple株、2018年時価総額で世界一位となる。

⑧【MA】MasterCard株

世界有数のクレジットカード会社の1つ。
驚異の利益率を誇る。

⑨【T】AT&T株

米国の携帯電話通信会社 

⑩【GE】ゼネラル・エレクトリック株

かつて時価総額世界一位に輝いた米国製造業の雄、近年は赤字に苦しんでいる。
創業者はエジソン


トータルリターンは投資時期で大幅に変わる?

2015年〜2019年6月

ギリシャ危機や中国ショックからのトランプ相場
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トータルリターン 年平均リターン 順位
VTI 50.6% 9.9% 6位
SPY 52.4% 10.2% 5位
SPYG 68.4% 12.6% 4位
SPYV 35% 7.3% 7位
QQQ 83.2% 14.6% 3位
MO 25.6% 5% 8位
AAPL 88% 14.7% 2位
MA 220% 29.2% 1位
T 22.6% 4.4% 9位
GE -53% -15.8% 10位

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ETFではナスダック総合指数に連動するQQQが強く、次にグロース株ETFが強い。VTIとSPYでは若干SPYが優勢。



2009年〜2019年6月

リーマンショック直後からのトランプ相場
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トータルリターン 年平均リターン 順位
VTI 290% 13.9% 6位
SPY 281% 13.6% 7位
SPYG 369% 15.9% 5位
SPYV 207% 11.3% 8位
QQQ 545% 19.4% 3位
MO 473.6% 18.1% 4位
AAPL 1574% 30.8% 2位
MA 1767% 32.1% 1位
T 98% 6.7% 9位
GE -14.6% -1.6% 10位

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リーマンショック後からの強気相場では、グロース株が優勢。ETFではナスダック総合指数のQQQやSPYGが強い。



2007年〜2019年6月

リーマンショック直前からのトランプ相場
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トータルリターン 年平均リターン 順位
VTI 167.5% 8.2% 6位
SPY 161.4% 8% 7位
SPYG 238.3% 10.2% 5位
SPYV 103% 5.9% 8位
QQQ 366% 12.9% 4位
MO 382% 13.4% 3位
AAPL 1713% 26% 2位
MA 2822% 30.9% 1位
T 81.7% 4.8% 9位
GE -58% -6.9% 10位

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2009年からと比べると全体的にパフォーマンスが大幅に落ちていますが、それでもGEを除いてどの株も上昇しています。Apple株とMasterCard株については単純に保有期間が長ければ長いほどパフォーマンスが上がっていますね。



2000年〜2019年6月

ITバブル崩壊とリーマンショックからのトランプ相場
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トータルリターン 年平均リターン 順位
VTI 257% 6.8% 4位
SPY 194.7% 5.7% 5位
SPYG 92.3% 3.4% 8位
SPYV 194% 5.6% 6位
QQQ 138% 4.6% 7位
MO 2484% 18.3% 3位
AAPL 5331% 22.9% 2位
MA 6032% 23.6% 1位
T 79.2% 3.1% 9位
GE -63% -5% 10位

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ITバブル崩壊とリーマンショックを乗り越えた分、グロース株系ETFのパフォーマンスが大幅に落ちています。個別株ではApple株、MasterCard株、MO株の株価が大きく伸びました。



2000年〜2009年6月

ITバブル崩壊とリーマンショック直後
最も厳しい冬の時代
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トータルリターン 年平均リターン 順位
VTI -5.1% -0.6% 4位
SPY -23.6% -2.9% 7位
SPYG -55.6% -8.3% 8位
SPYV -6% -0.7% 5位
QQQ -60.6% -9.1% 9位
MO 419.5% 19.2% 1位
AAPL 398% 18.7% 2位
MA 281.5% 15.3% 3位
T -21.9% -2.6% 6位
GE -63.6% -10.2% 10位

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全体的にマイナスパフォーマンスが目立ちます。しかし積立投資すればこのような時期でも乗り越えられます。
この時期では、たばこ株のMO株がNo1のパフォーマンスでした。


グロース株VSバリュー株

年代 SPYG SPYV
15~19
09~19
07~19
00~19
00~09

3勝2敗でグロース株の勝ち
2000年からのトータルではバリュー株の勝ち
好景気はグロース株が強く、不景気はバリュー株が強い。

投資パフォーマンスまとめ

各種トータルリターンを見て頂いてわかるように、投資開始時期によって、大幅にパフォーマンスが変わります。同じ株であっても時期が違うだけで大きく変わりますね。

しかし、
2000年〜2009年代のような株式市場が大荒れの時代でも、定期的な積立投資をすると、多くの株では損することなく運用出来ますね。

Apple株やMasterCard株は保有期間が長ければ長い程パフォーマンスが上がっています。米国株で最も成功した株の1つだから例外的に見る必要があります。

GE株は2000年からの全ての年代を切り取っても最下位でした😅
個別株の難しさでもありますね。

米国株の長期投資はほぼ間違いなく時間さえ味方につければ必ず勝てる投資です!
ただし、投資開始時期によっては大幅にパフォーマンスが変わりますので、ご注意下さい。その辺りの欠点はドルコスト平均法などの積立投資でリスクを小さく出来ます。

長期間で運用出来る。
これが短期間で結果を求められる機関投資家との違いであり、個人投資家の強みです。

雌伏の時があっても必ずや報われる投資、それが米国株投資。

2019/6/10記事訂正しました。


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