黒猫のアメリカ株投資

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マネックス証券の「バロンズ拾い読み」が興味深い。

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黒猫です。

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます!
今回はマネックス証券で毎週火曜日に更新される「バロンズ拾い読み」の気になった一説をご紹介いたします。

バロンズ拾い読みとは

バロンズ拾い読みとは、ダウ・ジョーンズから発行される週刊投資金融情報専門紙の投資コラムを日本語訳したものです。
バロンズ誌の中から日本の投資家にも役立つ記事を日本語で抜粋・要約したリポート。

通常は有料でしか読めない内容ですが、マネックス証券ユーザーなら毎週火曜日に無料で読むことが可能です。

このバロンズ拾い読み、ライバル会社である、楽天証券やSBI証券でも配信されているようです。

折角なので米国株投資家は無料で読んでみましょう。

プロのアナリストの今後の株式市場の見通し等とても参考になる内容が多いです。

気になった一説

バロンズ拾い読みの7月8日号で気になった一説がありました。

主な内容はバリュー株苦戦の背景と理由です。

下記引用文が気になった内容です。

■ バリュー銘柄苦戦の背景
ここ 10 年で価値が 3 倍に拡大した米国の株式市場にも、大幅に割安な銘柄は多く存在する。

S&P500 指数の株価収益率(PER)は、今後 4 四半期の予想利益の16.7 倍と、5 年前の 15.5 倍から上昇している。
それでも、指数構成企業のうち PER が 10 倍を下回っているのは 6 月末時点で 67 社と、5年前の 3 倍以上になっている。

黒猫の保有米国株はPERの低いバリュー銘柄ばかりです、だから非常に興味深い内容です。
リーマンショック後からの好景気の拡大で米国株指数(ダウやS&P500)は約3倍に拡大したものの、バリュー銘柄は出遅れていますね。

投資家が好む銘柄と嫌う銘柄の間のバリュエーション格差は、かつてなく広がっている。
このことは長年にわたるバリュー投資の不振にも関係している。

投資家は業績不振な企業が業績を立て直したり、躍進している企業の成長力が失われたりといった、物事が変化する可能性を過小評価する傾向があることから、長期的には割安な銘柄が割高な銘柄をアウトパフォームすると考えられている。

バリュー株はかつて無いほど人気がなく割安で放置されている。
JPモルガンの分析によると長期的にはバリュー株がグロース株をアウトパフォームする?


バリュー銘柄は 2006 年までの 20 年間で株式市場に対して年間、1.1%ポイントのアウトパフォームだが、直近の 12 年間では同 2%ポイントのアンダーパフォームとなっている。

個別の割安銘柄を探すに当たっては、なぜバリュー銘柄が苦戦しているのかを念頭に置いておくとよいだろ
う。恐らく最も重要な理由は、テクノロジーの破壊的創造だ。ルーソルド・グループでチーフ投資ストラテ
ジストを務めるジム・ポールセン氏は、「投資家がバリュー対グロースで苦悩するとき、彼らが実際に行って
いるのはテクノロジーに賭けることだ」と述べる。同氏は、1990 年代以降のグロース銘柄の高いパフォーマ
ンスとハイテクセクターのパフォーマンスの密接な相関関係を指摘している。

バリュー銘柄の長期不振の理由は他にもある。企業の配当利回りの低さと長期にわたって高い成長を持続する能力を指摘している。
割安な銘柄は通常、割高なものよりも配当利回りが高いが、S&P500 指数の配当利回りがわずか 2%と低水準のときには、相対的な差もそれほど重要ではなくなる。

JP モルガンは、バリューが苦戦する理由として低金利とインデックス投資を挙げる。金利は 10 年以上にわ
たって超低水準で推移しており、このことはリスクテイクを促進し、グロース投資の選択肢を拡大し、JPモルガンの考えでは、1990 年代のようにバリュー銘柄から注意をそらすことにもなる。
その一方で、資金は2000 年代初頭からインデックスファンドに氾濫し、その分ファンダメンタルズに基づく株価調整の機会が減少した。

バロンズ拾い読みまとめ

バリュー株銘柄の不振とその理由

最大の理由は、テクノロジーの破壊的創造。
テクノロジーの破壊的創造とは何でしょうか。
飛躍的なテクノロジーの進歩のことだと黒猫は解釈しています。
イノベーション(技術革新)とも言いますね。
世界は常に進歩しています。イギリスの産業革命による、工業化による大量生産や鉄道網の発達、馬車から自動車、プロペラ飛行機からのジェット飛行機。

最近では、パーソナルコンピューター、固定インターネット回線からのワイヤレス回線。固定電話からの携帯電話そしてスマートフォン。
通信速度も3G→4G→5Gと飛躍的な速度の向上が見られます。

更には次の年代では、電気自動車、自動運転、ビッグデータ、キャッシュレス決済、仮想通貨、3Dプリンター、ロボット、無人レジなどの省人化、ナノテクノロジー、AI(人工知能)技術の発達など新たなるイノベーションが到来するとされています。

テクノロジーの破壊的創造によって、世の中は便利になりますが、その一方で従来型の産業や技術が破壊(喪失)されました。

例えば自動車の普及によって馬車は日常の足としての役割はほぼ終えました。

最近ではファミリーレストランの注文やレジも省人化され、注文はタッチパネルのメニューから受付、店員が注文を聞く手間が無くなります。
支払も無人レジの決済が増えつつあります。

人手不足と言われる外食産業では急速に無人レジ等が普及していますね。

余りに発達し過ぎると、便利だが人の働く場所が無くならないか心配です。

イノベーションを起こす企業は投資に積極的なグロース(ハイテク)株から起こり得ます。このことでハイテク株に投資マネーが集中し、バリュー株は出遅れました。

2つ目の理由

金利が 10 年以上にわたって超低水準で推移しているから。
低金利環境では、グロース株企業は安くお金を借りられます。
低金利で投資を拡大した、グロース株企業は結果的に急成長する。

3つ目の理由

2000年初頭からのインデックス投資の普及。
このことでグロース株とバリュー株以外の第三の勢力としてインデックス投資が台頭。
ファンダメンタルズに基づく株価調整の機会が減少し結果的にバリュー株のパフォーマンスも低下。
しかし、インデックス(S&P500、VTI)にはグロース株のみではなくバリュー株も含まれているから、少し納得は出来ない。
ただし、インデックス投資でも時価総額の高い企業ほど、指数組入れ比率が高い。
だからインデックス投資でも時価総額の高いハイテク(Amazon、Microsoft、Apple 、Facebook、Google)への投資比率は高くなる。

このように、質の高い記事が無料で読めます。
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