黒猫です。
タバコ株の【PM】フィリップモリスが第2四半期決算を発表し、アナリストの予想を上回り株価が急騰しました!
連れて同じタバコ銘柄のBTIやMO、JT株も一緒に株価が急上昇しました。
タバコ株ホルダーとしては、素直に嬉しいし、一安心です😃
PMの決算内容を見てみましょう。
PM第2四半期決算比較
2019,7月 | 2018,7月 | 増減 | |
売上高 | 7699 | 7726 | -0.3% |
EPS | 1.46$ | 1.41$ | +3.5% |
売上高減少も僅かであり、EPSも予想を上回りました。
PM世界の売上比率 第2四半期決算
地域(売上) | 2019,7月 | 2018,7月 | 増減 |
ヨーロッパ | 2577 | 2503 | +3% |
東ヨーロッパ | 822 | 760 | +8.2% |
中東&アフリカ | 1004 | 1022 | -1.8% |
東南アジア | 1248 | 1156 | +8% |
東アジア&オーストラリア | 1521 | 1478 | +2.9% |
ラテンアメリカ&カナダ | 527 | 807 | -34.7% |
全体では売上が低下しつつも、アイコスなどの加熱式タバコの売上が大幅に伸びました。
年々、紙巻きたばこの売上が低下していますが、販売価格の引き上げで相殺されます。
値上げしても、たばこを買う人があまり減らない。
依存性が高いニコチンを含有するタバコだから成り立つ商売。
そうは言っても先進国を中心に喫煙者人口は徐々に減少中です。
そんな中で登場したのが加熱式タバコ。
日本で先行発売したアイコスが大ヒット。米国を除いて次々と各国でもアイコスが発売されています。
このアイコスの売上が急上昇しています。
アイコスの売上高は14億7000万ドル。前年同期比の10億2,000万ドルから、43.7%増加。
株価上昇の最も大きな要因はアイコスによるものですね。
アイコスユーザーは全世界1100万人突破!順調に成長しています。
PMの好決算に連れて他社のBTIとJT株も株価が上がりました。
しかし、第2四半期決算が悪ければまたしても大幅に値下がりする為に油断は出来ません。
またMO株については、PMと同じくアイコスを保有しています。
ですが、米国内でアイコスが承認されたのは、つい最近であり、まだ全米各地では販売しておらず、アイコスの売上が決算に反映されるのは早くても2020年頃となるでしょう。
次の決算次第ではまた下がるリスクもありますね。
MOは昨年電子タバコ会社Juul Labsの株式を35%取得。
暫くは投資先のJuulや大麻メーカーのクロノス、ビールメーカーに頑張ってもらいましょう。
それらが成長すればMOも間接的に成長株として認識されて株価が上がるはずです。
BTIもJTもアイコスのライバルとなる加熱式タバコを当然販売しています。
ただし、売上面ではアイコスの後塵を拝しています。
遅れを取り戻そうとJTの加熱式タバコ、プルームテックの新製品が続々とコンビニで発売されています。
JTも相当、販売に力を入れて頑張っていますね。
BTIの加熱式タバコのグローは日本ではアイコスにも負け、JTにも勢いで負けている印象がありますね。
アイコスに続いてプルームテックやグローが売上を伸ばし決算に反映されれば良いですがどうなるでしょうか。
注目のタバコ株の第2四半期決算日
ティッカー | 決算日 |
BTI | 8月1日 |
MO | 7月30日 |
JT | 7月31日 |
決算で一喜一憂するのも個別株の楽しみではありますね。
意思の固いタバコ株ホルダーは、たとえ株価が下がっても淡々と買い増しましょう😁
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