黒猫です。
今回は配当貴族銘柄のピープルズ・ユナイテッド・ファイナンシャル (PBCT)の銘柄紹介です。
連続増配の配当貴族でありながら、配当利回りは4.2%と高配当です。
魅力的な銘柄ですね。
PBCTとは
シンボル | PBCT |
会社名 | People's United Financial |
時価総額 | 約7100億円 |
配当利回り | 4.2% |
連続増配 | 26年 |
予想PER/PBR | 12/0.95 |
配当支払月 | 2・5・8・11月 |
ピープル・ユナイテッド・ファイナンシャルは金融持株会社。
同社は2つの事業を運営し、商業銀行事業は商業用不動産貸付、商業用および工業用貸付、商業用預金の回収活動に従事する。小売銀行事業は、消費者向け貸出(住宅モーゲージおよび住宅担保貸付を含む)および消費者預金の回収活動を提供する。
企業信託、保険サービス、プライベートバンキングなども提供する。
同社は1842年に設立され、コネチカット州ブリッジポートに本社を置く米国企業。
NASDAQ上場銘柄
PBCTの業績
総収入と純利益
業績は好調です。
2019年第3四半期決算では、
純利益が前年同期比1億1700万ドルから1億3510万ドルへ約15%UP
EPSは予想0.33ドルに対して0.34ドル、+3%予想を上回る。
2019年も業績は好調に推移していますね。
営業キャッシュフローとフリーキャッシュフロー
営業キャッシュフローマージン
EPSと一株配当や配当性向
見ての通りEPSは年々成長しています。
連続増配は26年以上の配当貴族銘柄です!
ただし、増配率は年1.5%程と控えめですね。
2018年の配当性向は54%ですから配当支払は余裕がありますね。
配当性向が年々下がっているのはEPS(一株利益)が上がっているからです。
利息と手数料収入の内訳
個人向けより企業向けの投融資が目立ちますね。
まとめ
決算や業績を確認する限りでは、投資するに値する銘柄です。
配当性向も余裕がありますし、無理な増配もしておらず、充分に配当王を狙える銘柄ですね。
株価が下がったタイミングで買ってみたい株ですね。
注意点は時価総額もそれ程大きくなく、金融危機時に弱い金融業である点です。
株価のボラティリティも比較的高めですね。
そういった弱点を理解した上で投資すべき銘柄かと思いますね。
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