黒猫です。
オキシデンタル・ペトロリアム(石油企業)の第3四半期決算が11月4日、発表されました。
内容は良くなかったです。
以下主な発表内容です。
売上高は、58億7100万ドルで、コンセンサス予想である56億9000万ドルを3.2%上回る。
純損失9.1億ドル(希薄化後1株あたり1.08ドル)を計上
Anadarko Petroleum買収関連費用を除くnon-GAAPでは調整後利益を9,300万ドルと発表
調整後EPSはコンセンサス予想38セントに対して11セントと大幅に下回る。
2020年度の設備投資額は53億〜55億ドルとガイダンス予想70億ドルをはるかに下回る。
配当と債務の支払いを優先し、設備投資額を40%削減すると発表。
(Anadarko Petroleum買収に伴う負債470億円ドルの返済を優先する)
第3四半期中に49億ドルの負債を返済
第3四半期決算
四半期決算
2019 | 2018 | 増減% | |
売上高 | 5871 | 6176 | -5% |
営業利益 | -692 | 2492 | / |
純利益 | -912 | 1869 | / |
調整後純利益 | 93 | 1360 | -93% |
調整後EPS | 0.11 | 1.77 | -93% |
買収関連費用が利益を圧迫しています。
キャッシュフロー推移
2018年Q1〜2019年Q3
Anadarko Petroleum買収で投資CFが大幅増
まとめ
第3四半期決算はAnadarko Petroleumの買収関連費用を計上し純損失となりました。
今期は買収関連費用で一時的に業績が悪化。
インカム投資家の最も気にすべきポイントは株価より配当の安全性です。
決算は確かに悪かったです、しかし今すぐに減配されるとは思えません。
その理由として、
来年度以降は配当の維持と負債削減を優先し設備投資額を控える方針であると発表しているからです。
しかし、第4四半期や来年度以降の決算も悪ければ減配も覚悟しなければなりませんね。
石油を生業にする企業だから来年度以降、業績が回復するのか悪化するのかは、原油やガスの価格次第なところがありますね。
原油価格が上がれば業績も良くなりますし価格が下がれば業績も悪化します。
高配当株は高配当になる理由もあるしリスクはつきものですね。
3%〜4%くらいの高配当株が狙い目ですね。
現状、少額投資に留まっていますが、減配は痛いから頑張って稼いでくれ
頼んだよ😅
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