黒猫です。
今回は高配当のたばこ株の1つの【UVV】ユニバーサルコーポレーションの銘柄分析をしました。
よかったらご覧下さい。
【UVV】ユニバーサルコーポレーションとは
ユニバーサルコーポレーションとは米国の葉たばこ生産会社。たばこを製造販売する、フィリップモリスやJT(日本たばこ産業)とは違い、葉たばこを生産し、世界中のたばこ会社へ葉たばこを卸している会社です。
一次産業(農業)の会社ですね。
歴史は古く1918年の創業以来、5つの大陸の30か国以上でビジネスを展開。
2019年11月20日ユニバーサルコーポレーションは果物と野菜の加工業者のFruitSmartを買収すると発表。
果物や野菜のジュース、濃縮物、ブレンドなどを提供する会社。
今後5年間で会社全体の収益の10〜20%を占めるとされる。
シンボル | UVV |
会社名 | Universal Corp |
時価総額 | 約1430億円 |
株価 | 53.59ドル |
配当利回り | 5.7% |
連続増配 | 47年 |
実績PER | 15.06 |
実績EPS/一株配当 | 3.54/3.01 |
配当支払月 | 2・5・8・11月 |
UVVの株価推移と業績推移
UVVの株価推移
ボラティリティの激しい株価推移ですね。
年初来リターンは+2.01%
3年リターンは+2.91%
5年リターンは+9.93%
業績推移
高配当の成熟企業らしく売上は安定しています。
近年は徐々に売上が低下傾向です。
FruitSmartの買収で来年度は売上を伸ばして欲しいものです。
過去9年間の平均営業利益率は8.1%
営業利益率はそれほど高くはないですね。
それでも連続増配47年は凄い記録です、安定したキャッシュを稼ぐ企業であることがわかりますね。
キャッシュフロー推移
キャッシュフロー推移を眺めると、投資CFが非常に少くない。
つまり買収を除き、大きな設備投資が不要な商売です。
このことが安定した配当金を生み出せる秘訣となっていますね。
営業CFマージン
営業CFマージンは、おおむね1〜12%くらいの範囲内に収まっていますね。
高収益企業とは言えませんね。
まとめ
高配当の連続増配企業のUVVは高配当好きにはたまらない企業です。
黒猫もUVVへ投資したくなりますね。
ただし、時価総額も高く安定した高収益企業のフィリップモリスやアルトリアグループ、ブリテッシュアメリカンタバコを差し置いてまで投資する価値があるのか。
UVVへの投資はその1点につきますね。
冷静に考えれば営業利益率も低いUVVへ投資するよりも他のたばこ会社への投資が合理的ですね。
黒猫は高配当コレクターだから買いたくなります!
そのうち投資しているかも知れませんね😅
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