黒猫です。
グロース株として以前から気になっていた、ビヨンドミート株の決算分析と将来性について黒猫なりに考えました。
よかったら読んで下さい。
ビヨンドミートとは
ビヨンド・ミートは、カリフォルニア州エル・セグンドに本部を置く植物由来の人工肉を製造・開発するアメリカ合衆国の食品テクノロジー企業。
設立は2009年、上場は2019年5月とまだまだ若い高成長企業です。
見た目は本物の肉と見分けがつかないくらい美味しそうです。

実際に食べたことはないので一度味わってみたいですね。
第2四半期決算とガイダンスを分析
EPS(一株あたりの利益)は予想4セントの赤字にたいして2セントの赤字と上回る。
総売上は予想9900万ドルにたいして1.13億ドルと大幅に上回る。
2020/6 | 2019/6 | 増減 | |
---|---|---|---|
総売上 | 113338 | 67251 | 68.5% |
米国小売 | 90040 | 30531 | 195% |
米国食品サービス | 6486 | 16504 | ▲61% |
国際小売 | 9572 | 3589 | 167% |
国際食品サービス | 7240 | 16627 | ▲57% |
3月〜6月期の総売上は前年比約70%UPとコロナウィルスのロックダウン中にしては好調でした。
レストラン向けの食品サービス部門が大きな影響を受けた一方で、家庭向けの小売販売が拡大し食品サービス部門の売上減はカバーされていますね。
良い決算だと判断しました!
次の四半期決算のアナリスト予想
9月期 | 12月期 | 2020 | |
EPS | 0.07 | 0.06 | 0.15 |
総売上 | 130.09M | 135.83M | 469.69M |
次の決算でEPS7セント、総売上1.3億ドル、年間ガイダンスが上方修正されれば良い決算となりますね。
まとめと懸念材料
新興のグロース株らしく順調に売上が伸びています。
ビヨンドミートの植物肉は主に大豆やエンドウ豆などの植物性タンパク質で作られています。
本物の牛を育てるより大幅に環境に優しいとされています。
牛一頭育てる為には膨大な食料や水が必要で更にCO2の排出量も多いとされています。
今やESG投資が世界的にブームとなっておりビヨンドミート株はその流れにも乗っていて追い風です。
懸念点は植物肉の参入障壁がそれ程高いとは思えない点です。
部外者ながら食品会社なら簡単に作れそうな気がしますね。
既にライバル企業のインポッシブル・フーズが登場するなど今後もライバルに打ち勝ち、高い成長性を維持出来るのかがポイントですね。
銘柄分析をすると買いたくなりますね。
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